エピソード22:航空大学校の2次試験=航空身体検査前に何をしたか、合格率:航空大学校受験対策

航空大学校(CAC)

 

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航空身体検査はパイロットになれるかなれないかの分かれ道

 

パイロットは航空身体検査を1年に1回受けて、航空業務が行える体である証明を受ける必要があります。

これは法律で決まっていることで、航空身体検査が通らない体なら

残酷ですがエアラインパイロットは諦めてもらうしかありません。

こればかりはお客様の命を預かる仕事なので仕方がありません。

 

航空大学校の2次試験は身体検査です。

何も航空大学校の試験だけではありません。自社養成パイロットでも身体検査を試験として実施していますし。

パイロットのライセンスを取得しても多くの航空会社が入社前に身体検査を受けることを要求してきます。

第1種航空身体検査証明書を持っていたとしても、就職試験の身体検査を通過しなければ採用されません。

これは第1種航空身体検査以上の基準を入社時に設定していると捉えてほぼ良いでしょう。

単純に「今」身体検査に適合しているかではなく、この先定年までエアラインパイロットとして働き続けることができるかという観点です。

 

1次試験合格者の半分は2次試験で脱落する

最初に述べてしまいますが毎年1次試験合格者のうち半分はここで落ちてしまいます。

上の図は航空大学校の公式ホームページから取ってきました。

図をみると過去5年間、2次試験の合格率は40%~50%ですよね。

そして2次試験Aで不合格で再受験可能通知来ず or 2次試験Bで不合格になると

この先、航空大学校の再受験禁止

です。

つまりどんなに努力しても、どれほど強い気持ちを持っていたとしても、ずっと昔から子供の頃から目指していたとしても
航空大学校に入学しパイロットを目指すという道は閉ざされてしまいます。

ちょっと前までは2次試験で落ちたら問答無用で再受験禁止でした。

私も何人もの知り合いがここで不合格になってしまいました。
その気持ちは、とても言葉で表すことができません。

 

ただ言えるのは合格者はその人たちの思いも背負って努力しなくてはならない。

ということです。

(航空大学校の公式HPによると”身体検査Aに適合しながら身体検査Bの対象とならなかった者については、次年度以降の再受験を認めることとし個別に通知します。”とあるので

今は受験資格を失うのは純粋に第1種航空身体検査に適合しない人と捉えることができます。”)

純粋に身体検査でアウトじゃなければ、また航空大学校に再チャレンジできるって考えていいんですね。

もうよっぽど国はパイロットを養成したくて仕方ないんですね。

 

2次試験の概要

それでは試験についてです。

航空大学校の2次試験は2段階に分けられています。

身体検査A(心理適性検査を含む)

第1種航空身体検査基準については航空法施行規則第61条の2を確認してください。電子政府の総合窓口(http://www.e-gov.go.jp/)の法令検索からアクセスできます。

要は法律の基準を基に検査しますよということです。眼科とか耳鼻科とか採血、採尿などなどします。

心理適性検査はクレペリン検査とロールシャッハですかね。

クレペリンは、計算能力や注意力・集中力・精神の安定性などを測るための適性試験です。 主に鉄道運転手などのミスが許されないような職場や公務員などで採用されている適性試験です。 クレペリン試験は3つの要素を測られます。 作業量と作業量の変化、誤答率です。

 

ロールシャッハテスト(英: Rorschach test, Rorschach inkblot test)は、投影法に分類される性格検査の代表的な方法のひとつである。 被験者にインクのしみを見せて何を想像するかを述べてもらい、その言語表現を分析することによって被験者の思考過程やその障害を推定するものである。

ちょっと前までは、視力の厳しい要件やレーシックはダメなど細かい基準があったのですが、

え?うそ笑 今は無くなってますね。知らなかったー笑

受験可能になった人めちゃくちゃ増えたんじゃないですかこれ。

皆さん

多少視力が悪いくらいでパイロット諦めるなんてこと、しなくてよくなったんですよ!!

 

高校生は体の心配は今しなくていいので、勉強したり部活したり恋愛したり、今を楽しんでください。

 

ちなみに公式ホームページに小さく

・出願にあたっては、予め第二次試験(身体検査)の基準(5頁)を満たしていることを最寄りの検査可能な機関にて検査確認して頂くことをお勧め致します。

って書いてあります。

当時私は気づきませんでしたし、航空身体検査を事前に受けてみるなんて考えもしなかったわけですが笑

3~5万で受けれるはずです。

受けとくのも手だと思います。

身体検査B(脳波検査)

脳波は電極を頭につけてしばらく横になるだけの試験です。

寝てと言われたり言われなかったりしますが、異常波がある人は寝てる時に出やすいというだけのようなので結局寝てしまっても大丈夫というのが一般的な見解です。

当時身体検査に向けてしたこと

私の健康状態ですが
視力は両眼とも0.1くらいで屈折率は-1.25とか-1.75くらい。良くはありませんね。
IgEや尿酸値などの数値はまったく知りませんでした。
血圧は病院の簡単な血圧測定器を使って把握しました。
鼻炎や花粉症などはありません。

1次試験終了後から身体検査まで人によりますが2~4週間ありましたが私は
週4~5日運動(ただし試験直前5日は運動しない)
規則正しい生活
禁酒
常時マスク。
部屋はたまに換気と掃除。
食事は野菜を多めにバランス良く、なるべく油ものはとらない。

何よりもストレスをためないようにする。

地味ですが以上を実施していました。
食事や酒に関してはあまりにもストレスがたまるようなら我慢はしない
と決めていましたが意外と乗り切れました。

とにかくストレスをためない程度に上記のような生活を送りました。

そして結果は…

再検査の通知が来ました笑

そう、次は再検査の話です。

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