エピソード21:航大卒業者が振り返る1次試験の各教科の勉強方法と使った教材:航空大学校受験対策

航空大学校(CAC)
トロポ
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航空大学校受験、1次試験対策!

1次試験対策で重要なのは(というかどんな受験でもそうですが)

同じ問題集や過去問を繰り返し解くことです。

この記事は私がかつて航空大学校に合格してすぐ書いた昔のブログを参考に書いてるので、リアルな当時の気持ちも一応笑 のせます。

前回の過去問の記事に続き、今回は各教科の対策についてです。

 

航空大学校1次対策は、方法は確立されていて後はどれだけやったかが勝負

航空大学校の試験対策については、歴史が長い分、正直その方法はほとんど完成しているというか、上手くいった人のやり方をトレースして後は物量をこなせば誰でも合格ラインには乗ります。

どうも1次試験の評価は

総合Ⅰの偏差値+総合Ⅱの偏差値×1.5+英語の偏差値

の合計順位で評価されるらしく、単純な得点の合計で決まるわけではないんですね。

偏差値を使うということは要は

全般的にバランス良く得点できていること

こういう人が順位が高くなる傾向にあるわけです。

  • 総合Ⅰで処理能力、頭の回転の良い人が優位に
  • 総合Ⅱで基礎学力、きちんと準備してきた人が優位に
  • 英語で英語のできる人が優位に

こう考えるとパイロットに必要な基礎能力を見るための試験であることが良くわかりますね。

 

偏差値を使った試験の理解を深めましょう。

英語が難化した年→英語ができている人は相対的に偏差値が高くなるので1次の評価は良くなる。

英語が簡単だった年→英語ができる人でも偏差値はそんなに高くならず1次の評価は他の試験の出来に左右される。

結局バランス良くできる人が偏差値の合計は有利なんですね、逆に何か1つでも不得意があると不利と言えます。

 

で筆記試験なので基礎学力も大事なのですが、超難関の問題などはないため、

文系理系に関わらず結局、物量をこなした人は負けにくい笑

総合Ⅰ:処理能力と基礎知識

就活本のCAB・GAB対策用のものを利用しましょう。大学の図書館でも借りれるでしょう。

どうせ就職活動するにしてもやることになるので航空大学校の勉強でこれをやっておくのは無駄にはなりません。

確かこの処理能力問題は全部解くには時間が足りないんですよね。

言語問題は出ないですが、計算、図形、確率とCAB・GABの就活本の中から広く出題されます。

わからない問題はさっさと飛ばした方が良いですよ。

ここは差がつきやすいでしょうね。

英語:語彙、文法、長文読解、リスニング

文法などはTOEICの教材、英文和訳は英文標準問題精講を利用しました。

大学の図書館とか利用すれば本の購入は多少節約できます。


TOEICは日本のどこの企業でも重視されるので勉強時間に対するコストパフォーマンスは素晴らしいものです。ただそれで英語が喋れるのかどうかは別ですが。

今エアラインでパイロットになって皆さんに伝えたいことがあります。

英語やっておけ

英語やっておけ

英語やっておけ

 

①航空大学校の受験で生きる

②エアラインの就職活動で生きる、しかし航空大学校の生活は忙しく英語の基礎勉強も同時に行うのはハード

③国際線パイロットになりたいなら英語力が超大事

④海外の航空会社に行きたいと思ったとする、一番の問題は英語。JALが破綻した時にこれが足りなくて海外に出れなかった方々がたくさんいた。

以上4点だけでも英語を勉強しておく理由としては十分でしょう。

エアラインに限らず日本企業の中の40代、50代のオジサマ/オバサマ達もみんな英語ちょっとづつ頑張ってます。

私もがんばります。

 

総合Ⅱ:物理、気象、数学、時事問題

物理:いかにここはミスしないか

物理は「物理のエッセンス」はマストです。


私の時も後輩に聞いてもここから問題だしてるの?笑ってくらいに参考書としては良かったですね。

物理のエッセンスは理系の中では大学受験の物理対策の入門書としては最もポピュラーです。

理系も文系もこれを何周かしましょう。理系の方が周回する回数が少なく済む程度ですかね。

 

あとはこれより上位の問題集(名門の森とか)をじっくり1冊やれれば、満点も可能なはずです。

文系の人でも物理は全問正解できる問題です。

気象:問題数は少ないけどそもそもパイロットになるのに必要だし基礎的な問題なのでやろう

気象はセンター地学Ⅰの点数が面白いほど取れる本を何周かした程度です。

でも今振り返ると「世界で一番わかりやすい航空気象」も良いかもしれない。

航空大学校入学前のニート期間で結局この本買ったし笑 (この本は入学すれば寮の本棚に置いてありますので買いたくない人はCAC入ってから読んでください)

数学:ここもいかにミスしないか

数学は自信があったので青チャートで確認程度に問題を解くというスタイルで利用しました。

文系の人も黄色チャートとかを回すと良いと思います。

高校生は高校の時に使った参考書とか大学に入っても残しておいた方が良いですね。

時事:満点は難しいかも、でも必ず出る

時事問題を完全に抑えるのは厳しいですね。

私は「最新時事用語&問題」と買ってそれだけやりました。まあまあでした。

図や絵が豊富でわかりやすそうなので選びました。

筆記試験の問題作成の都合上、直前のタイムリーなニュースは出ないので試験の2ヶ月前から1年くらい前の時事を抑えておくと効果的な対策にはなると思います。

当時筆記試験を終えての心境

思っていたほど出来が良くなくて、1次で脱落することが頭に浮かんでは消えを繰り返してました。が合格してホッとすると同時にこれで2次試験を受けることになるということでただならぬプレッシャーを感じました。

2次試験(=身体検査)でもし不合格になればもう2度と航空大学校に挑戦することはできなくなるからです。

※現在は2次試験Aで不合格でも通知さえ受ければ再受験可能になりました。

こういう変更点を知ると本当に今はパイロットを目指す人には恵まれた時代だなと感じます。

そして当時は身体検査が未知だったので緊張してたんですね、今はもう慣れたものです。

まとめ

1次試験対策はとにかくコツコツやる。文系でも大丈夫!

日本の大学は入学して部活やビシネス以外で何かを頑張る人って少ないので、パイロットを目指す友達と一緒に勉強してモチベーションを維持しよう!

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